『WONDERLAND』/RIVERSIDE
RELESED : 1980.12.20.
LP : ALR-28008
ALFA
“WONDERLAND”
Side ONE
1.EXCUSE ME
  作詞・作曲・編曲:稗島寿太郎
「EXCUSE ME」というタイトルから作詞・作曲したものです。
(スティービーワンダー のアルバムを聞いていて・・・)
やっぱりアースウィンド&ファイア−の臭いがするなー。
当時はブラックコンテンポラ リーなんてジャンルもありまして、
BLACK MUSIC大好きでした。
2.サマー・ドライブ
  作詞・作曲・編曲:稗島寿太郎
オープニングのSEはポルシェの音です。
このアルバムからドラムが金子政広君(マーボ ー)に、
ギターが甲斐完司君に変わり、
メンバーが4人になりました。
3.雨の帰り道
  作詞・作曲・編曲:稗島寿太郎
哀愁が漂う(?)曲ですね。
バカラックの『雨に濡れても』と
井上陽水の『傘がない』の影 響?って感じかな?
それと当時のヒット曲はさだまさしの『関白宣言』でした。
4.CHANGE YOUR HEART
  作詞・作曲・編曲:稗島寿太郎
ギターの大隈君が歌っています。
曲の途中からフェード・インし途中でフェイド・アウトするという
変則的な録音になっています。
今思えば全曲歌っていれば良かったのにと思いますが・・・。
ラ イブでは僕意外の3名にも持ち歌がありました。
小出しがかっこいいなんて思って短い バージョンにしました。
エンディングのギターも大隈君。
オクターブ奏法と言いまして、ウェスモンゴメリー風。
ジャズもこの頃から聞き出しました。
5.タイム・リミット
  作詞・作曲・編曲:稗島寿太郎
正に初期のビートルズって感じ。
好きだな−こういうの・・・。
手拍子をみんなでやっ てる・・・今はこういうのないよね、
みんなサンプリングでやっちゃうから。
某テレビ番組でサザンオールスターズと御一緒した時、
桑田君から『ビートルズ好きで しょう』と言われた覚えがあります。
リバーサイドはそのくらいビートルズぽかったの です。
Side TWO
6.君の胸はスーパースター
  作詞・作曲:稗島寿太郎/編曲:稗島寿太郎、深町 純
サクラカラーのテレビCM、リバーサイドのヒット曲です。
『君の胸はスーパースター』 というキャッチコピーが決まっていて、
それを題材に作詞・作曲しました。
何曲も作っ た中の一曲です。
当時アルファレコードにはカシオペアやY.M.O.、
サーカス、ブレッド &バターといったアーティストがいまして、
ほとんど全員で競作になりましち。
その難 関をくぐり抜けた曲なんです。
この曲でテレビも随分出演しました。
「歌のベストテン」「8時だよ、全員集合」「ロ ッテ歌のアルバム」等です。
7.LOVE ME, WATCH ME
  作詞:福永ひろみ、喜多嶋隆夫/作曲・編曲:稗島寿太郎
シチズン時計(カスタリア)のテレビCM。かわいい詩ですね。
今聞くと恥ずかしい感じ です。
作詞はCM制作会社のコピーライターの方です。
8.GOOD MUSIC
  作詞・作曲・編曲:稗島寿太郎
僕が初めてストリングスのアレンジに挑戦したナンバー。
アレンジャーTOSHITAROの第 一歩って感じです。
でも大失敗。
音を高く書き過ぎてストリングスがキーキーなっちゃ って、
赤っ恥じでした。
でもそう言う経験をしながら良いアレンジャーになるんだと
深町さんに励まされました。
9.ワンダフル・スクール
  作詞:福永ひろみ/作曲・編曲:稗島寿太郎
アメリカ屋靴店のCMソングです。
本意ではなかったのですが、シチズンのCM風に作って みました。
プロになると思いどうりに書けない事も多々あるものです。
10.君のために
  作詞・作曲:稗島寿太郎/編曲:稗島寿太郎、深町 純
深町さんと二人でレコーディングしました。
深町さんもライブで歌ってくれました。感 激です。
こういう思いを忘れずに男と女は生きて行きたいものですね。
また恋愛と言う か、
男女の出会いってこういうのが理想的なんじゃないかな。

“RIVERSIDE” are...
 Toshitaro Hiejima (Lead Vocal & Bass)
 Akiyoshi Osumi (Gutar & Background Vocal
             & Lead Vocal on “CHANGE YOUR HEART”)
 Kanji Kai (Gutar & Background Vocal)
 Masahiro Kaneko (Drums & Background Vocal)

・GUEST MUSICIAN
 Jun Fukamachi (Acoustic Piano & Synthesizers)

・PRODUCER
 Shunsuke Miyazumi